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小島伸幸氏特別インタビュー

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元日本代表ゴールキーパー 小島伸幸氏 特別インタビュー TOPへ


ケガと引退



— その後引退を決意したのはそのひざのケガが原因ですか?

小島氏:

引退の直接の引き金になったのは、ヒザではなくて左の足首の怪我ですね。普通に走っていって転がってきたボールを試合中に思いきりけろうとしたら、踏み込んだ足が壊れてしまった。


— それはある種の金属疲労的な状況だったのでしょうか。

小島氏:

そうでしょうね。足首の関節の中の軟骨がほとんどなくなってしまって、骨同士が直接当たるようになって痛みが出てしまったので、もう治しようがないのです。やるのだったら軟骨を入れるかと言われて、一応骨片がいっぱいあったらしいので手術をして除去してもらったのですが、やはり骨同士が当たって炎症を起こしますので。


— 痛いですよね。

小島氏:

はい。結局そこは最後まで注射を打って、テーピングをしてという形で現役の最後の年はやりました。激しくプレーするのであればこれはちょっと治らないだろうな、痛みは引かないだろうなというのはありましたね。普通にボールをけろうとしたところで足が痛くなった時点で、これはもうポンコツだなと思いましたけれども。





— でも、それがなかったら続けたい意欲はありましたか。

小島氏:

どうでしょう。ある意味、ザスパで始まった活動はもう一回Jのピッチに立ちたいというところから始まったので。


— それが達成された、と。

小島氏:

目標が達成されてしまった中で、来期に向けてJ1というものを掲げるのが、果たしてチーム戦力として妥当なのかどうかというのもありましたし。


— 現実的なところで。

小島氏:

はい。多分、J1に上がるには3~4年がかかるだろうけれども、この状態で3~4年はできないだろうと。それと、一番大きなのが目標を達成した満足感のほうが大きくなってしまったということですね。


— そうですか。

小島氏:

その目標があるから、どんなきついトレーニングがあったとしても老体に鞭打って頑張れたわけですし、そういう目標がない中できつい練習、特にキャンプは若い選手と同じメニューをこなさなければいけないので、そういう中でできるのかといったらだめでしたね。少しずつプレーヤーとして甘くなっている自分も感じていたので、こういう選手がピッチに立つよりは、ほかの選手がやったほうがいい。今の自分ではお客さんには申し訳ないというところもありましたね。


— 長年続けてきた現役の引退を決断するのは大変ですよね。

小島氏:

でも、かつて所属していた2チーム、アビスパとベルマーレとの試合のピッチに立てたからいいかなというところもありました。ザスパで目標設定したものが達成されてしまったのは大きかったのかなと思いますね。



【Vol.2】GKグラブ選びのヒント/パーム編(手のひら素材) に続く・・・]



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