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小島伸幸氏特別インタビュー

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元日本代表ゴールキーパー 小島伸幸氏 特別インタビュー TOPへ


パームの厚さと手のひらの感覚



— 小島さんがグラブを選ぶときに一番優先する要素はなんですか?

私はパーム(手のひらのラバー)の厚さです。グラブをはめたときに、グラブとボールの感触がしっくりくるかどうか、というところですね。本当に1ミリ違っただけで感触が違ってしまうので、パームの厚さは大事にします。だから、いくら優れた機能があっても、手のひらとボールの間にあるパームが私にとっては一番大事なところですね。


— パームの厚さについてはどうですか?

小島氏:

私は薄いパームほうが好きですね。まあ、昔は練習を壊れかけのグラブでやっていたので、どうしても薄いパームの感覚でボールを取るようになってしまったから、というのもあるのですが。


— その頃の感覚が皮膚感覚のようになっているということですかね。

小島氏:

グラブが体の一部になってくれないと使い勝手があまりよくないので、いつもの感覚と同じでないと違和感があります。昔は壊れかけの薄いパームのグラブを練習で使っていましたから、試合で練習とは違うパームの厚いグラブを使うと、手に衝撃が伝わるまでのタイムラグがコンマ何秒違っているだけで違和感がありました。  今はボールの質も良くなっていて相当強いシュートがきますから、そういう意味ではグラブの衝撃吸収力というのも大事になってきているのでしょうが。

— 通常のグラブは3mm厚のパームなのですが、より衝撃吸収性を高めた4mmタイプのものもでてきています。また、このモデルは今年(2011年)の12月発売予定なのですが、パームとインナーの間にもう一枚クッション性のあるウレタンを挟み込んでクッション性能をより高めています。


#1000320
ファングマシーネ ハーフネガティブPRO
<2011年12月発売予定>




小島氏:

ちょっと厚手ですね。

— そうです。厚手にできていていますが、指の付け根部分と手のひらの生命線の位置に切れ込み(アナトミックモールド加工)を入れることで、握ったときのパームの浮きを抑えています。

小島氏:

単純に寿命を表しているわけではないんだ(笑)。もうちょっとこの辺まで長くしてくれるとキーパー人生ももっと長かったかもしれない(笑)。ふくらはぎのマッサージ器で、空気圧でぐっと圧迫を加えるものがあるんですが、ちょうどそれのようなフィット感がありますね。


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