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小島伸幸氏特別インタビュー

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グラブのケア、お手入れ



— 以前、小島さんからお聞きしたんですが、新しいグラブを下ろす時は、1回洗うというか、お手入れをすると伺いましたが。

小島氏:

おろしたての新品のグラブは、パーム同士がパッケージの中でくっつかないようにするためにパーム表面にコーティング剤を塗っているので、おろし立ての状態だとグリップ力がないのですよ。ですので、その日のうちにおろして使わなければいけない場合は、マネジャーには申し訳ないのだけれども、タオル1個を無駄にして、全部を水でぬらして表面を全部ふいてから使います。


GKグラブのお手入れ
— そうすると実際のグリップが向上するんですね。

小島氏:

新しいグラブを使う時は、パームについているコーティング剤を必ず落とします。今はコーティング剤がついているか分からないですが、コーティング剤が残っていると、汗やピッチがちょっと湿っていたりすると、つるつると来るので、それを予防するためにですね。


— プレーする前に一手間をかける、と。

小島氏:

グラブはパーム自体が消耗品ですから。多分工場から出荷するときにパームの表面にかけてあるビニールがパームに張り付かないようなコーティングをしているんだと思います。ですから、本当は1回パームの表面を洗ってコーティング剤を完全に落としてからのほうがいいんでしょうが、急遽使うときは水にぬらしたタオルで強めにふいてから使います。


— 使用後のお手入れについてはどうですか?

小島氏:

やはりプロ仕様のモデルになってくると、洗剤を使ってしまうとすぐにパームがだめになってしまうのですよ。なので、遠征に出たときはホペイロに頼まないでシャワーを浴びたときに自分で水洗いをして、しっかり水気を取ってという感じでやっていたことを記憶しています。家で手入れをするときはうちの奥さんに洗剤は一切使わないでやってくれと言っていました。ですからグローブの手入れに関しては、私よりも奥さんのほうがスペシャリストです。どうしても、こういうグリップ力のあるパームに洗剤などがついてしまうと、たまにべたべたと落ちきらなくなって、そのまま乾かしてしまうと表面がぱりぱりになってしまったり、消耗が激しくなってしまうんです。汗のにおいもあるけれども、手洗いがいいです。機械でもいいのでしょうけれども、長く使っていて思ったのは水洗いが一番お勧めだと思います。


GKグラブメンテナンス
— ウールシュポルトはパームのラテックスに優しいグラブ専用のシャンプーも発売しているんですよ。

小島氏:

グラブ専用のシャンプーがあるのですか。それは知らなかったです。それが若いころからあれば、うちの奥さんはそんなに苦労をしなくてよかったのに・・・


— 中性洗剤でもなかなかグラブの洗濯は難しいですね。

小島氏:

すぐに傷んでしまうので、洗濯洗剤は絶対にだめでしたね。 やはりグラブには乾燥がよくないので、私は洗って乾いたグローブのラバー面を外側にしておくのですよ。パーム同士を合わせて入れてしまうとパーム同士がくっついてしまったりするので、透明のビニール袋に入れていました。ビニールだと、パームがある程度くっつかないで済みますので、こういう状態で試合会場に持っていくことはしていました。干し方が甘かったりすると、くっついてしまったりしますし、湿度によっても影響が出ますから、そういうのは気をつけていましたね。試合用のグラブのみをすごくケアをして、アップ用になったら扱いが少し雑になりましたけれども。ですから、長期で使わないとなったときは、そうやって保護をして乾かないようにしたほうがいいですね。安いものではないですから大事に使わないといけません。


— そうですね。消耗品とはいえ、安いものではないという微妙なところがありますものね。


【Vol.5】GKに必用な能力とは/フィジカル編 に続く・・・]




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